長野県の特養待機者 入所制限の影響で数字上は大幅に減少

長野県健康福祉部介護支援課が特別養護老人ホームの待機者数(2016年3月末)の数字をまとめた。 長野県で特別養護老人ホーム入所希望をしながら在宅で待機している数は2,638人と前年度の4,457人から1819人減少したことになる。しかしその主な要因は昨年4月から特別養護老人ホームは原則として要介護3以上でないと入所できなくなったことから、要介護1、2の部分での減少幅が大きく、1,154人減少した。県では要介護1、2について特例入所希望者として集計しているが、その集計方法については今後確認したい。なお、要介護3から5の部分について前年度と比較すると665人の待機者の減少となった。 圏域別にみると長野圏域が690人で最も多く、松本528人、上小386人、佐久352人と続く。 ほとんどの圏域で待機者数が減っているが、唯一大北圏域が5人待機者が増えている。 圏域別待機者と前年度増減 (県資料を改編) 在宅の特別養護老人ホーム入所希望者 (県資料)    

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