医療情勢

医療運動 医療情勢 トピックス

【理事会声明】財政審の「診療所の適正化」提言に抗議し、診療報酬10%以上の引き上げを求める

財政制度等審議会・財政制度分科会が、診療所は利益率が高いとして診療報酬の「適正化」を求め、病院への重点配分の財源とする方向性を示したことを受け、長野県保険医協会は理事会声明を発表しました。声明では、平均値のみを用いた一面的な議論では診療所の...
医療運動 医療情勢 トピックス

【理事会声明】マイナ保険証と従来の健康保険証の“恒久的併用”を求める

7月末の保険証期限と一本化方針が矛盾と現場混乱を拡大しています。暫定措置の乱立やスマホ画面容認でカード前提性は失われ、利用率も約3割に低迷します。当会調査でも併用支持が多数です。受診権を守るため、弥縫策をやめ恒久的併用に改め、税金は社会保障...
医療運動 医療情勢 トピックス

【理事会声明】OTC類似薬保険外しに反対する

6月11日、与党と維新がOTC類似薬の保険給付見直しに合意し、早いものは2026年度実施予定とされ、「骨太の方針2025」にも明記されました。政府は医療費抑制と現役負担軽減を掲げますが、価格自由化や自己判断での置き換えにより患者負担増、受診...
医療情勢 資料室 トピックス

木曽地域全域で子ども医療費の自己負担なしに

長野県が9月25日に更新した10月1日現在の子ども医療費の現物給付制度一覧では、木祖村が自己負担金を0円とし、北信地域、松本地域、上伊那地域に次いで木曽地域全域で窓口無料となった。この結果、50市町村で自己負担金がなし、17市町村で500円...
医療情勢 講習会

院内感染防止対策【職員研修用】動画配信のご案内

歯科初診料の注1の施設基準において、職員を対象とした院内研修が必要とされ、年1回8月の定時報告でその実施状況を報告する事となっています。この研修は外部研修に限らず院内研修でも良いことから、院長先生による院内研修に役立てて頂きたく、職員研修用...
医療運動 医療情勢

「骨太の方針2025」に対する抗議声明を発表

政府が6月13日に閣議決定した経済財政運営と改革の基本方針2025(骨太の方針2025)に対し、長野県保険医協会では抗議声明を発表した。本声明では、同方針が医療提供体制と国民の受療権を著しく損なう危険性を指摘し、社会保障費抑制路線を直ちに撤...
医療情勢 トピックス

生産性向上・職場環境整備等支援事業の申請手続きが公表される

長野県は6月26日に、医療施設等経営強化緊急支援事業「生産性向上・職場環境整備等支援事業」についての申請方法を公表した。同事業は、国の令和6年度補正予算「医療施設等経営強化緊急支援事業(緊急支援パッケージ)に基づくもので、長野県では1月の臨...
医療情勢 資料室

子ども医療費窓口負担なしの市町村が6割を超える

長野県が6月24日に公表した8月1日現在の子ども医療費の現物給付制度において、千曲市、立科町、池田町、坂城町、信濃町、飯綱町の自己負担金が500円からゼロに、南相木村は300円からゼロとなる。今回、長野地域では4市町が窓口負担ゼロとなり、負...
医療情勢

県内の子ども医療費の窓口負担完全無料化が加速

県内の子ども医療費の助成は、昨年8月に全市町村で対象者が18歳到達後の3月31日までとなった。また、1レセプトあたりの窓口での自己負担額の無料化は1月に松本市が実施し、27市町村に拡大している。更に、このたび県が発表した2025年4月からの...
医療運動 医療情勢

【理事会声明】高額療養費負担上限引き上げに断固反対する

政府は2025年度予算案で、高額療養費の自己負担上限を段階的に引き上げる方針を示しました。特に、70歳未満の現役世代では年収650万~770万円の層で負担が1.7倍に増加し、月6万円近い負担増となります。物価高騰のなか、患者へのさらなる負担...