「特養あずみの里裁判」東京高裁に署名15万筆超を提出

署名提出に赴く支援者代表
8月30日、「特養あずみの里の業務上過失致死事件裁判で無罪を勝ち取る会」(以下勝ち取る会)は東京高裁に無罪を求める署名15万7201筆を提出した。東京高裁には約130名の支援者が集まり、20名が代表として東京高裁に署名を提出した。署名提出の際は担当官に対し、勝ち取る会の会長や施設を利用している家族などそれぞれの立場から、「現場に罪を問うのはおかしい、この裁判で有罪となるのは、介護現場への影響がはかり知れない」といったこの裁判にかける想いが伝えられた。
控訴趣意書の説明をする弁護団
同日には、弁護団から東京高裁に控訴趣意書が提出され弁護士会館にて報告会が行われた。弁護団長の木嶋日出夫弁護士より提出した控訴趣意書の内容について説明が行われ、おやつ形態変更の理由は患者の嘔吐対応であり窒息の予見は難しいこと、死後のCT画像などから医学的にみて死因が窒息ではない可能性があることなどが説明された。

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