財政制度等審議会・財政制度分科会が、診療所は利益率が高いとして診療報酬の「適正化」を求め、病院への重点配分の財源とする方向性を示したことを受け、長野県保険医協会は理事会声明を発表しました。声明では、平均値のみを用いた一面的な議論では診療所の厳しい経営実態や地域医療への影響が踏まえられていないと批判し、診療所の診療報酬削減ではなく、医療費総枠の拡大と診療報酬を少なくとも10%以上引き上げることを求めています。
【理事会声明】財政審の「診療所の適正化」提言に抗議し、診療報酬10%以上の引き上げを求める
医療運動
