75歳以上医療費窓口負担2割化中止を求め、集会・議員要請
4月21日に保団連は中央社保協や高齢者団体などとともに参議院議員会館前で「75歳以上医療費窓口負担2割化は中止を!」のアピール集会を開催。
長野協会からは宮沢会長、林理事、宮沢事務局長が参加した。保団連住江会長は冒頭のあいさつで、「高齢者は重症化し、病気も複数にわたる、現役世代と比較して医療費の負担率は2倍から5倍」だとし、「高齢者の2割負担化をなんとしても10月からの実施を中止させたい」と呼びかけた。
その後、衆・参議員室を回り、75歳窓口2割負担化の中止や診療報酬の改善を求める要請を行った。議員要請には県社保協の原事務局長も同行し、長野と飯田の社保協で集めた「岸田さん高齢者のこの声聞いてよ」のアンケートでは、医療にかかるのを控えたといった回答が約3割あるなど高齢者の切実な生活実態を紹介した。
集会にも駆け付けた下条みつ衆議院議員とは議員室でも懇談、保団連住江会長も同席し、来る参議院選挙に向けて、立憲民主党として2割負担中止するための法案を国会に提出するよう要請した。