第37回定期総会を開催 9項目の決議を採択
長野県保険医協会は3月13日松本市内のホテルで第37回定期総会を開き、活動報告及び新年度活動方針や予算など5議案を原案通り可決し、役員改選では鈴木会長の再任をはじめ30名の役員を選出した。また、次回役員改選から適用となる役員選出細則も提案どおり決定した。最後に社会保障財源を消費税ではなくその他の一般財源で確保し充実させることなど9項目からなる決議を採択、総会を終えた。なお決議は3月14日に内閣総理大臣、関係大臣、地元選出国会議員に送付している。
第37回定期総会決議
また、総会議事に先立ち「日本の報道規制と隠された真実」と題して上杉 隆氏(ジャーナリスト)による記念講演を開催。上杉氏は日本の世界報道自由度ランキングは61位と低く、自らの海外での記者生活の活動体験も交えながら、閉鎖的な日本の記者クラブの問題点を指摘した。その上でジャーナリズムの大原則として5つのキーワードを挙げ、メディア改革のための方法を論じた。上杉氏の講演要旨は長野保険医新聞で紹介する予定。