「保険でより良い歯科医療を求める請願署名」にご協力ください
長野県保険医協会が参加する「保険でより良い歯科医療を」長野連絡会では、2022 年度の診療報酬改定にむけた取り組み、保険で良い歯科医療の実現を求める運動の一環として、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会が呼びかけた、歯科国会請願署名に取り組んでいます。
歯科医療は、「感染予防」「基礎疾患のある患者さんの重症化予防」など、全身の健康にとっても重要と指摘されています。歯周病は、誤嚥性肺炎をはじめ、コロナ感染症重症化リスクとなる疾患の原因にもなります。また、ウイルス感染や発症を抑えるためには、口腔ケアでお口を清潔に保つことが有効であると、インフルエンザに関する研究で示されています。
感染症予防や基礎疾患の重症化予防のためにも、今こそ保険でより良い歯科医療の充実が求められています。しかし、新型コロナ感染への恐れや不安、コロナ解雇などによる生活困窮のために歯科医療機関への受診控えが進み、患者さん・国民のみなさんの口の中の状況は悪化しています。安心して患者、国民が治療を受けられるよう、歯科医療の充実に必要な費用を国の責任で確保していくことが求められます。
このため、保険で良い歯科医療の実現をめざす全国的な運動として、全国連絡会としては50万筆目標の歯科国会請願署名に取り組む事となりました。これに伴い長野県保険医協会としては、10月末を締め切りとして1万筆を目標に取り組みます。
感染症予防のためにも、お口の健康をこれからも守り続けるためにも、日本の各地域で患者さん・国民のみなさんが安心して歯科治療を受けられるよう、以下の項目を請願します。
・お金の心配をせず、安心して歯科医療が受けられるよう、窓口負担割合を下げてください
・健康保険で受けられる歯科治療の範囲を広げてください
・歯科医療の充実の必要な国の予算を増やしてください
署名にご協力いただくとともに、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会ではネット署名も行っていますので併せてご協力のほどよろしくお願いいたします。
保険でより良い歯科医療を求める請願署名
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