ベースアップ評価料(Ⅰ)のみを届出する場合の新たな届出書類が示される

厚生労働省は1月10日に「ベースアップ評価料に係る届出様式について」事務連絡で、外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)又は歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)のみを届出する場合の新たな届出添付書類の様式を示すとともに、厚生労働省の特設ページに、「評価料Ⅰ専用届出様式」(Excelファイル)を公表した。
新たな様式では入力内容が大幅に簡素化されており、医療機関の基本情報、賃金改善及び評価料算定の開始月と終了月、直近1か月の初・再診料の算定回数、1か月あたりの賃金改善見込み額の総額を入力するだけで届出書が作成できる。
厚生労働省の令和6年度補正予算では、医療分野の生産性向上・職場環境改善等による更なる賃上げ等の支援として、ベースアップ評価料を算定する医療機関に対して、病院・有床診で1床あたり4万円、診療所は8万円の給付金の支給を決定している。
こうしたことも併せて、届出書の作成が面倒だという理由のみで届け出を躊躇している医療機関であれば、今回の新たな様式による届け出を一考されたい。

(参考)ベースアップ評価料等について(厚生労働省特設ページ)

保険医協会では、評価料Ⅰ専用届出様式による届出書の作成の動画(無音声)を作成したので参考にしてください。
タイトルとURLをコピーしました