佐久市立国保浅間総合病院 歯科口腔外科の奥山秀樹先生からは、今後超高齢社会で歯科訪問診療の需要も増加してくること、8020運動の成果で歯が多く残っている高齢者が増加するとの指摘がありました。その上で、義歯による治療がほとんどである今の訪問歯科とは求められる治療内容が変わってくることが解説されました。また、摂食嚥下障害の方へのアプローチの仕方や、認知症高齢者への対応なども説明がありました。
松本歯科大学 障害者歯科学講座の小笠原正先生からは歯科診療で起こりうる緊急事態への備えについてお話があり、また既往症がある患者さんへの対応や注意点について詳しく説明していただきました。

