県保険医協会では、2月13日、3月8日の両日、医科個別指導対策の講習会を開催し、長野県保険医会館(長野市)に23名、Mウイング(松本市)に53名が参加した。
前半は保団連発行の「保険医のための審査、指導、監査対策」テキストを用い、指導制度の概要や集団的個別指導、個別指導の選定方法、指導の通知から当日の流れなど指導の仕組みについて解説。また、指導の雰囲気と対応のポイントなどを盛り込んだ神奈川協会作成の「模擬個別指導」を上映した。後半では長野県の個別指導の実施状況や平均点数の算出方法なども交えて選定委員会資料が紹介や長野県の個別指導における実際の指摘事項の資料から自主返還の指示が多いものを中心に指導対策のポイントが説明がされ、日常診療からカルテ整備が大切であることが強調された。