2018年度介護報酬改定案を提示
1月26日に第158回社会保障審議会介護給付費分科会が開催され、資料が厚生労働省のホームページに掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192309.html
今回会議では、2018年度介護報酬改定案が示されました。
例えば、居宅療養管理指導費では従来の同一建物居住者か否かではなく、医療の在宅時医学総合管理料における単一建物居住者や歯科訪問診療料の考え方に変更され、同一施設における対象患者数に応じた算定方法になります。
居宅療養管理指導費(Ⅰ)では一人に対して実施する場合は503単位が507単位と4単位引き上げられました。また、同一施設で2人~9人の患者さんに訪問していた場合は一人につき20単位引き下げ、そもそも同一建物居住者以外で算定していたような場合では452単位が483単位へと31単位の引き上げとなります。同一月に同一施設で10人以上の患者さんを訪問していた場合は452単位から442単位と一人につき10単位のマイナスとなります。 また、今回改定では居宅療養管理指導日に地域加算が設けられています。
平成30年度介護報酬改定の主な事項
平成30年度介護報酬改定 介護報酬の見直し案 (PDFで694頁)
訂正資料 資料の一部訂正について
また、今回の見直し案について、1/26~2/24日までパブリックコメントの募集がはじまっています。
募集要項は、下記のページをご参照ください。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495170325&Mode=0