診療報酬0.94%のマイナス改定
厚生労働省は12月22日に予算大臣折衝を踏まえた結果として次回診療報酬等の改定率を公表した。
いわゆるネットの改定率ではマイナス0.94%の改定で、5回連続でのマイナス改定となる。(消費税対応分を除く)
本体部分の0.43%は国費ベースで約300億円とされており、薬価等の1600億円減とあわせて診療報酬全体で約1300億円の国費の削減と推計される。
診療報酬改定は、以下のとおり。
1 診療報酬本体改定
+0.43%
(1)うち(2)~(5)を除く改定分
+0.23
(各科改定率 )
医科 +0.26%
歯科 +0.29%
調剤 +0.08%
(2)うち、看護の処遇改善のための特例対応
+0.2%
(3)うち、不妊治療の保険適用の特例対応
+0.2%
(4)うちリフィル処方箋の導入・活用促進による効率化
▲0.1%
(5)小児の感染防止対策に係る加算措置(医科)の終了
▲0.1%
2 薬価等
薬価 ▲1.35%
材料価格 ▲0.02%
診療報酬改定について