オンライン請求の返戻レセプト等のダウンロード期間延長の要望

 本年9月末をもってオンライン請求を行う医療機関に対する返戻レセプト及び通知(支払通知含む)の紙送付(郵送)が廃止されます。
 これに伴い、本年10月以降は紙媒体の返戻レセプトや各種帳票がダウンロードのみになることや返戻ファイルのダウンロード期間などが審査支払機関より案内されておりますが、ダウンロード期間が3ヶ月というのはあまりにも短すぎます。返戻レセプトを含む診療報酬の請求権は、民法で5年間とされていることからも、本来であれば5年間はダウンロード可能とすべきです。
 現在、クレジットカードや電子マネー等の利用明細でも少なくとも1年間(長いものでは2年以上)は遡って取得することができます。そもそも、いつでも都合の良いときにデータにアクセスできることや、個別対応の人手を減らすことがまさにデジタル化のメリットであることから、長野県保険医協会は厚労大臣、厚労省保険局長、保険局医療介護連携政策課長、社会保険診療報酬支払基金本部、国民健康保険中央会に対して、オンライン請求の返戻レセプト等のダウンロード期間延長の要望書を提出しました。

要望書

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