6月11日、与党と維新がOTC類似薬の保険給付見直しに合意し、早いものは2026年度実施予定とされ、「骨太の方針2025」にも明記されました。政府は医療費抑制と現役負担軽減を掲げますが、価格自由化や自己判断での置き換えにより患者負担増、受診遅れ・重症化、禁忌見落とし等が懸念され、必要なときに必要な治療へ等しくアクセスできる国民皆保険の根幹を揺るがしかねません。
長野県保険医協会は、患者の健康と地域医療を守る立場から、OTC類似薬の保険外しは撤回することを強く求めます。
【理事会声明】OTC類似薬保険外しに反対する
医療運動