オンライン請求医療機関等への紙媒体による返戻を当面継続

厚生労働省は8月に令和3年10月診療分よりレセプトオンライン請求を行っている医療機関に対して、紙媒体による返戻を廃止し、オンラインによる返戻のみとする方針を唐突に示しました。これに対して、長野県保険医協会では長野県の支払基金と国保連合会に9月29日に、レセコンの改修が間に合わないなど返戻データを適切に受け取れなかった医療機関から申し出があった場合は、紙による返戻レセプトを送付するよう柔軟な対応を求める要請を行いました。 これに対して、厚生労働省は11月29日に医療関係団体宛に、「廃止を予定していたオンライン請求医療機関等への紙媒体による返戻を当面継続する」との通知を出し、 オンライン請求医療機関等への紙媒体による返戻(帳票等の諸書類を含む)については、当面継続したうえで、医療機関等の準備ができたところで廃止することに スケジュールを変更しました。
審査機関に対してオンライン請求の紙媒体による返戻廃止について 柔軟な対応を求める要望書を提出