高点数を理由とした個別指導は3年間中止を確認

県保険医協会は1 月21 日に、新潟県保険医会と合同でコロナ禍での個別指導の実施について、厚労省とWeb 懇談を行った。協会からは宮沢会長、林、市川各副会長、池上理事が参加し、厚生労働省からは川勝特別医療指導監査官が対応した。今回の懇談は昨年11月27日に厚生労働大臣あてに提出した、「個別指導の運用等に関する要望書」に基づき行ったもの。 懇談直前の1月18 日に厚労省より令和3年度(2021 年度)の指導に関する事務連絡が発出され、◇個別指導は実施するが高点数個別指導は中止◇病院に対する個別指導は緊急を要する場合のみに限る◇集団的個別指導は実施するが該当者が2022 年度も引き続き高点数だったとしても2023年度の高点数による個別指導は実施しない-ことなどが示されていた。 その上で、懇談では今年度(2020 年度)の集団的個別指導が中止になったことから、選定対象者がいないため、2022 年度の高点数個別指導は行わないことも確認した。その結果、来年度から2023 年度までは病院・診療所とも高点数による個別指導が実施されないことが明らかになった。 懇談の概要については、長野保険医新聞2月号に掲載する。 令和3年度における指導監査等について(令和3年1月18日事務連絡)

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