県内の子ども医療費の窓口負担完全無料化が加速

県内の子ども医療費の助成は、昨年8月に全市町村で対象者が18歳到達後の3月31日までとなった。
また、1レセプトあたりの窓口での自己負担額の無料化は1月に松本市が実施し、27市町村に拡大している。
更に、このたび県が発表した2025年4月からの子ども医療費の助成状況をみると、窓口負担の完全無料化が加速し、新たに長野市、高山村、小川村、木島平村、野沢温泉村、松川村、塩尻市、安曇野市、生坂村、山形村、朝日村、筑北村、高森町、豊丘村、南木曽町の15市町村が加わり、42市町村と一気に全市町村の過半数を超えた。
地域別にみると、従来からの上伊那地域に加えて、松本地域、北信地域で全市町村が足並みをそろえた形となっている。
なお、県外の状況をみると、山形県、福島県、栃木県、群馬県、山梨県、鳥取県、香川県、愛媛県で全市町村で通院・入院ともに18歳到達後の年度末まで窓口無料化している。(2024年4月現在こども家庭庁資料)。
長野県でも今後さらに窓口完全無料化の市町村が増えることを期待したい。

長野県の子ども医療費の自己負担額

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