医療情勢

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患者申出療養について政府が見解示す

国会会期末直前に牧山ひろえ(参議院議員・民主党)が患者申出療養(仮称)に関する二つの質問主意書を提出していたが、6月27日に新制度について政府の見解を示す答弁書が出された。答弁書では現在でも平均6~7か月かかる未承認薬の審査をわずか6週間の...
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医療・介護総合法の公布で関連通知発出(厚労省)

先の国会で成立した「「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」(略称 「医療・介護総合法案」、「医療介護総合確保推進法」)が6月25日に公布され、その一部について同日から施行されるとともにその他法...
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骨太方針と成長戦略を閣議決定

6月24日に経済財政諮問会議と産業競争力会議が合同で行われ、「経済財政運営と改革の基本方針2014」(骨太の方針)を答申として決定、「日本再興戦略改訂2014」について取りまとめ、その後の臨時閣議で「基本方針2014」及び「日本再興戦略改訂...
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阿部県知事 福祉医療に所得制限をつける考え方についての発言は否定

6月24日の長野県議会の一般質問で、5月20日の福祉医療給付制度の改善をすすめる会(以下、「すすめる会」)と県知事懇談に同席した藤岡県議会議員が福祉医療費について質問した。藤岡議員は、子どもの医療費については37都府県で窓口無料(現物給付)...
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社会保障給付も聖域なく抑制 骨太の方針の素案

経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる「骨太の方針」の素案が6月13日の経済財政諮問会議に提出された。素案では社会保障改革の基本として、医療、介護の給付は自然増も含め聖域なく見直し、徹底した効率化を明記した。都道府県の地域医療構想において適...
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健康医療分野で患者申出療養など 規制改革会議が答申

6月13日に規制改革会議の第二次答申が出された。健康・医療分野の規制改革の目玉として、10日に阿部総理が表明した「患者申出療養」による新たな保険外併用の仕組みの創設をおいた。 また、最適な地域医療の実現に向けた医療提供体制の構築として、都道...
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安倍首相、「患者申出療養」の創設を指示

保険外併用療養制度の拡大を巡っては、規制改革会議が「選択療養」(仮称)の提案をしていたところだが、各界からの批判が大きかった。こうした中で、6月10日には安倍首相が田村厚労相と合意の上、保険外併用療養の制度見直しとして「患者申出療養」(仮称...
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読売報道を受け、厚労省が「歯科医療機関における院内感染対策について」通知

2014年5月18日の読売新聞に、「歯削る機器7割使い回し 滅菌せず院内感染懸念」との見出しの記事が掲載されました。これに関連して、6月4日に厚生労働省医政局より都道府県知事、保健所設置市長及び特別区長あてに「歯科医療機関における院内感染対...
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規制改革会議が選択療養の創設を求める意見

5月28日に政府の規制改革会議は新たな仕組みとして選択療養(仮称)を創設することを求める「保険外併用療養費制度のおける新たな仕組みに関する意見」をとりまとめた。「選択療養」とは現在の保険外併用療養費制度における差額ベッドなど「選定療養」、先...
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財政審が「財政健全化に向けた基本的考え方」まとめる

財務大臣の諮問機関である財政制度審議会が5月30日に報告書「財政健全化に向けた基本的考え方」をまとめた。報告書では高齢化に伴う社会保障給付の増加が財政の健全性に対する脅威と位置づけて歳出分野の取り組みの筆頭に医療・介護分野の制度の見直しを掲...