2024年医科診療報酬改定アンケート結果

　県保険医協会では9月に長野県内の医科開業医会員573名（回答数は85名、回答率14.8％）を対象に2024年度診療報酬改定に係わるアンケートを実施した。
　改定又は新設となった生活習慣病管理料、医療DX推進体制整備加算、ベースアップ評価料、外来感染対策向上加算等について各医療機関の動向及び診療報酬収入への影響について調査した。
　今次改定では、特に特定疾患療養管理料及び生活習慣病管理料に係わる改定により、内科系医療機関を中心に大きな混乱が生じた。当該改定内容に関する評価は、「評価しない」56.5％、「どちらとも言えない」「分からない」各16.5％、「評価する」4.7％との結果だった。（無回答5.9％）
　また、今次改定による診療報酬収入への影響については、「マイナスになった」52.9％、「変わらない」27.1％、「分からない」10.6％、「プラスになった」9.4％で、半数以上の医療機関では減収となったことが分かった。

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