10・26歯科決起集会 保険でより良い歯科医療を求める請願署名を提出

 1026日、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会主催の「保険でより良い歯科医療を求める1026秋の歯科決起集会」が衆議院第2議員会館で開催され、全国から参集した歯科医師や技工士などを含む約200名の参加者が歯科医療費の総枠拡大や診療報酬の引き上げを訴えた。長野協会からは宮沢裕夫会長、林春二副会長、市川誠副会長、事務局2名が参加した。
 集会では技工士や患者など様々な立場から歯科医療の充実をめぐって発言があり、林副会長からは「コロナ禍でダメージを受けた国民の経済状況は本当にひどいものになっている。歯科医療の充実のために、先生方が自分から患者さんやスタッフ、ご家族に署名への協力をお願いしてほしい」と発言した。
 集会の最後に「歯科治療を受ける権利を実質的に保障するには、『お金の心配をせず、安心して歯科医療が受けられるよう、窓口負担割合を下げること』『健康保険で受けられる歯科治療の範囲を広げること』『歯科医療の充実に必要な国の予算を大幅に増やすこと』が必要です」とするアピールを採択した。

 同日に県選出国会議員の議員室を訪問し、議員秘書に集会資料を手渡した。長野県で3,030筆を集約した「保険でより良い歯科医療を求める請願署名」は下条みつ衆議院議員、篠原孝衆議院議員、杉尾秀哉参議院議員にそれぞれの議員秘書を通じて紹介議員を依頼し、快諾された。

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