第2回「歯の供養祭」を開催しました
10月8日(日)、長野市の善光寺大勧進において「歯の供養祭」が開催された。主催は長野県保険医協会も参加する「保険でより良い歯科医療を」長野連絡会。「イレバの日」にちなんだ催しで、今回で2回目。長年、体の一部として黙々とはたらいてくれた歯に感謝するとともに、その役目を終えた歯や義歯を心を込めて供養する。歯の健康や噛んで食べられる喜びを再認識し、歯と入れ歯を生涯大切にし、改めて歯と健康とのかかわりを考えてもらうきっかけを作ることを目的として開催している。当日は、事前の新聞報道等で供養祭を知ったという市民8名と保険医協会から役員ならびに事務局が参列。連絡会の宮沢裕夫代表による祭文朗読の後、大勧進の栢木寛照大僧正ほか住職らの読経による法要が行われ、感謝の気持ちを込めて手を合わせた。
保険医協会の会員医療機関には、患者さんから供養して欲しい入れ歯等を受け付けてもらうよう協力を呼びかけており、今年は義歯が152床、抜けた歯が約100本集まった。義歯に付いている金属は精錬・リサイクルし、ユニセフに寄付する。個人の提供者には供養証を交付した。歯の供養祭は来年も引き続き開催する予定。