国保連続学習会第2講座で 実際の国保会計を分析!
11/15(土)に社会保障推進協議会の国保連続学習会の第2講座(分析実務編)が松本市で開催され36名が参加した。
「地域実態がわかる国保データをつくってみよう!」をテーマに元県保険医協会事務局長で現在小海町の国保運営協議委員である新津俊治氏を講師に招いた。学習会では長野市、佐久市、小海町、生坂村の国保会計などを経年的にまとめた資料をもとに、それぞれの国保運営の特徴などが報告された。新津氏は各市町村でこうしたデータをもとに住民参加の国保運営を求めていく必要性を強調するとともに、都道府県単位化で国保は大きく変わろうとしているが、国保料の算定方式に所得再分配機能を持たせるためにも応能割比率の拡大、資産割の廃止、こどもの均等割の廃止などを求めていく必要があると指摘した。
学習会には国保運営に携わる市町村議員も多数参加、保険料(税)の引き上げが提案されている自治体の状況報告といかに対応すべきかなど積極的な議論が交わされた。