6月5日、「保険で良い歯科医療を」歯科署名提出集会

 65日、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会主催の歯科署名提出集会が参議院議員会館で開催され、全国から約200名が現地参加、約140名がWebで参加した。長野協会からは宮沢会長、林、市川各副会長、事務局2名が参加した。

 集会では、歯科医師の他、患者や介護施設職員など様々な立場から歯科医療の充実をめぐって発言があり、福井県の介護施設所長からは、「高齢者にとって口腔内の健康は非常に重要、食事が満足に取れないことはQOLの低下につながる。治療が必要になっても、通院困難、付き添いが難しいなど在宅での歯科治療の重要性が増しています。また、訪問介護を利用している方のなかには義歯が合わなくてもお金がかかるから受診しないといった声も聞こえ、窓口負担の軽減が必要と感じます。認知症の方、経済的、身体的に困っていてる方でも安心して受けることができる歯科医療の充実を求めます」と訴えた。当日は、これまで取り組んできた①窓口負担割合の引き下げ、②健康保険で受けられる歯科治療の拡大、③歯科医療の充実に必要な国の予算の大幅増、の3点を求める請願署名が全国から191,216筆集約され、集会に参加した国会議員へ提出された。

同日、協会は県選出国会議員の議員室を訪問し、①保険でより良い歯科医療の充実を求める、②物価高騰に対する医療機関への財政措置を求める、③従来の保険証を使い続けられるようにしてください、の3点を要請、当日は下条みつ衆議院議員、神津たけし衆議院議員、福田淳太衆議院議員と面談した。長野県で集約した「保険でより良い歯科医療を求める」請願署名5,099筆と「現行の保険証を残してください」請願署名636筆は、下条みつ衆議院議員、神津たけし衆議院議員、福田淳太衆議院議員、篠原孝衆議院議員、杉尾秀哉参議院議員、羽田次郎参議院議員を紹介議員として本人又は議員秘書を通じて提出した。

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